奥田庵

小説だったり、映画だったり。犬だったり。

さよならカラオケ。

f:id:jetoku33:20190515231555j:plain

 

カラオケに行きたいなぁって思っていたのです。

最近、ずっと。

歌ったらきっと気持ちよくなれるし、大きな声を出すことで、色々なことがスッキリするんじゃないかっていう期待がありました。

 

独身の時は、結構、カラオケ行った記憶はあるのですが、

ここ最近は、年に一回ぐらいしかカラオケにはいかなくなっていました。

 

 

で、なんだかんだと時間を作って、奥さんと久々のカラオケ。

受付はなんか、自動販売機みたいなのだし、(でも横で使い方を説明してくれる)

中に入ると、プロジェクターの大画面。

大きな部屋に二人。

なんかワナワナする。

 

で、歌うんだぁって、ピッピッと入力。

が、

 

「ふぎゃふぎゃほげぇ~……へ?」

 

恐ろしいぐらいに声が出ない。

 

こんなの人生で初めて。

何が起きているのかさっぱり分からず、パニック。

ダメだ、きっと歌を間違えたんだって、またピッピッ。

 

「ほぎゃほぎゃふげぇ~……え?」

 

これはいったい?

そりゃ、最近、小さい声でしゃべってるし、無言の作業ばかりやってて、勿論、歌ってもいなかったのだけれど……。

 

カラオケの楽しみの一つは、「陶酔」だったりします。歌詞の中に埋没しつつ、音楽に後押しされ、感情を躍らせる。自由な感覚になれる心地よさ。

けど、「声が出ない」って体験をして、心地よいどころか……苦しい。

出来ていたはずの感覚が、衰えている現実。

終わってしまったんだ。何かが。苦しい苦しい。

 

ああー、この思いを歌に、

「ほぎゃほぎゃふげぇ~……涙」

 

悲しいねぇ。

 

さよならカラオケ。

 

 

 

ガソリンゼロ

ガソリンゼロ