奥田庵

小説だったり、映画だったり。犬だったり。

少年のころ。

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この前電車で、ちょい混みな感じ。

二駅ぐらい過ぎたころに、四歳ぐらいの少年と母親が乗ってきた。

「僕も座る」

と、座れる席がないのに少年が言い始める。

「みんな座りたいんだよ」

とお母さん。

「僕だって座りたい」

「わがまま言っちゃだめだよ」

「じゃあ、椅子を壊す」

「あら、将来電車の運転手になるって言ってたのに、そんなことしたら落とされちゃうよ。座席を壊す人は入れませんって言われちゃうよ」

「やだ壊す」

 

なんて会話を聞きながら、きっとお母さんは、ちゃんと子供が考えるように会話をし続けてきたんだろうなぁと感心。

そしてなぜ「運転手」ってのは子供(特に少年)に人気なのだろうと、考える。

どこか遠くへ行ける気がするのか。

早いからだろうか。大きいからだろうか。

僕は運転手になりたいとは一度も思ったことがないなぁと。

でも、漫画家になったら「自由」になれるんじゃないかって子供のころ思ってたなぁ。運転手もそうなのかなぁ。

 

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しかし、会話は延々と続く。みんな無言で聞き続ける。

どちらも根気強い。

そのうち「椅子を壊す」少年の姿も見てみたくもなる。

 

まあでも、最近根気強くないよなぁとなんか反省。

ガタンゴトン。

花粉の季節でございます。

 

 

エイプリルフールに百歳で死ぬということ

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