小説kinema

小説だったり、映画だったりの作業スペース。散らかってます。

不良な音に怯える子犬。

うちに来た子犬(ライト君と言います。ミニシェルティです)はまだ生後二か月。


来て三日で「おすわり」を覚えるライト君。


子犬の場合、月齢+一時間おしっこを我慢することができるらしい。
ということは、最低でも一日に三時間おきにおしっこをするのです。
その間に数回、うんちが挟まってくる。(うんちが挟まるって表現……)
なので、しょっちゅうトイレを片付けてるんであります。
それが成犬になるにしたがって、一日一、二回になるんですって。
今は、徹夜な気分で、夜は嫁と交代しながらおトイレ係をやっております。

んで、お散歩。まだ小さいし、ワクチンを三回するまでは普通のお散歩はしない方が良いらしい。けど、ブリーダーさんから、秘伝の飼育にまつわるプリントを頂いてまして、それによると、
抱っこ散歩をして、世の中の音に慣れさせることが大切とのこと。
その際、レバーを片手に持って、大きな車が近づいてきたらレバーをペロペロ舐めさせて、意識をレバーへ向けさせる。
他の犬と触れ合わないこと。どこか人けのないところで放して、遊んで、外を好きにさせること。
数歩歩いて、名前を読んで、レバーをあげる。
それを繰り返すと、最終的には犬があっちこっち勝手に歩かないで、飼い主を意識しながら常に横を歩くようになると。
色々あるぞ。



ちょっと歩いて、



レバーを上げる。
ちょこちょこついてきます。可愛らしい。


ということで、抱えながら、僕ら夫婦はひやひや。音にも敏感になる。
世にいるマフラーのでかい車が「なぜそうなってしまったのか?」と、そんな車が通るたびに考えてしまう。そもそも不良はなぜ「不良的な形」をみんなしたがるのか? コスプレっぽくて恥ずかしいじゃないか。でも分かりやすくて効果はあるんだろうなとか、普通で意見が言える立派な人になりたいとか、思考がむちゃくちゃ飛びまくる。気疲れ。
ライトが怯えないでくれと願って。
近所のお婆ちゃんが、嫁に抱えられたライトを見つけて、孫たちを呼ぶ。
「ほらー、子犬だよー」子供たちがワーワー。
ライトが怯える。でも、レバーをかがせながら、子供たちに「小声でお願いね」と、小さな声でナデナデ。
近所の海へ、十分程度の道のりが、ラピュタ張りの大冒険で、夫婦で汗ダラダラ。テニスをしていた主婦らしき人が
「キャー可愛い」とライトを発見。
すみません、すみません、とお辞儀してささーっと退散。
今日は、車で五分ほどの公園に行って誰もいないところでお散歩。
家に帰って、しばらくしてコロッと寝転がった。
そのライトの寝顔を見ると、
「おー、無事だ」と胸を撫で下ろすのです。

犬日記ですけど、そンな日々なのです。