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引っ越しの見積もり。

引越しの見積もり。
不動産会社が提携しているという引越し業者を三社紹介してもらえる流れに。で、一社、二社と連絡があり、見積もりに来訪する前日にまた連絡を貰えるとのこと。で、一つ気になっていた業者にも見積もりを立ててもらおうと、そちらに連絡を入れて、四つは多いので不動産会社に三社のうち二社に見積もりをお願いするにして一社断ってもらう。
分かりづらい? 取りあえず三社に見積もりをお願いすることに。
で、連絡があると言われていた前日。二社から連絡。時間も決まる。
昼前と、夕方ごろ。なので、もう一社が昼中ごろ訪問になるといいねなんて話しながら電話を待った。けど、連絡が無い。夕食後に確認の電話を入れると、「本日の業務は終了しました」とガイダンスが流れる。ま、いい、二社の見積もりを聞こうってなった。
当日の朝、一応、業務時間に前日連絡が無かった業者に確認電話を入れる。
「昨日、連絡が来るってお話だったんですけど、無かったので今日は来ないってことでいいのでしょうか?」
「折り返し、担当から連絡しますのでお待ちください」
僕の電話にかけてほしいと伝えたが、妻の電話に連絡があり、
「一人体調を崩して動けなくなったので、電話での見積りなら対応できますが……」とのこと。凄い言い訳だなぁ。小学生みたい。
なので、お断りして、二社が来ることに。
で、一社目。ドアホンが鳴り。「どなたでしょうか?」
なぜか名乗らない。「はい?」しばらくの沈黙の後、業者だと伝えられ、中へ招き入れる。
が、独特の雰囲気。あまり笑わない。淡々と説明をされる。
で、見回って、料金。高い。嫁が引く。終始なにかが歩み寄れずおかえりいただく。なんだ、この感じ。夫婦で変な嫌悪を感じ、落ち込む。
「なんだろう、あの人」
「契約取りたくなかったのかなぁ」
「うちは、あまり歓迎される案件じゃないのかなぁ」
と、思い返しながら余計落ち込んでくる。
となるとあと一社。大丈夫だろうかと不安になった嫁は、前回引越しをお願いした業者に急きょ連絡。「昼過ぎに伺います」と、至急来てくれる流れになった。
そして訪問。ちょい前に「あと十分ほどで伺います」と連絡もあり、丁寧。で、ドアを開けると笑顔。低姿勢。軽やかな会話。
この時点で、「感じが悪くない」と夫婦二人、ホッとする。
才能だなぁ。というか、前の人とのギャップで……。
で見回り。見回り方もまた違う。雑談を交えながら自分の体験を加え、話が面白い。
初対面で、知らない人の家に行って、で信用を獲得するってとんでもなくしんどいよなー。引っ越し業者の営業さんにはいつも感心させられる。そして「選ばないといけない」ことに心を痛めたり。
で、値段交渉。会話で実に引き込んでくれる。引越しが多い時期(四月、五月)は料金が高くなること、でも「ここを勉強させていただいて」なんて会話しながら、聞いてる方も「おー、それは凄いですね!」と楽しい。
前回、引越しした時の担当者が、その方の上司になっているらしく、「なので、ここでもお値引きを」なんて話していて、結果、最初の見積もり業者よりも五万円以上安くなった。嫁も喜び、頼むことに。
そして、問題としてはもう一社残っていたのだけれど、
「断りの電話、入れておきますよ」と、そんなことまで引き受けてくれる。
ということで、日程と業者が決まる。ホッと一息。
ここ十年、五回ぐらい引越ししているけど、初めて同じ会社を使うことに。
営業さんの手腕。
まんまと掌で転がされているのかもしれない。けれど、値段も安くしてもらったし、楽しい気持ちにもしてもらったし、決まって良かったと思えていられるので、良かった。
結局、いろいろ準備してても、当日電話して、すぐ来てもらって、で、決まる。面白いなー。

と、安心して鍋を食べ食後の珈琲を飲んでいると、来る予定になっていて断ってもらう形になっていたもう一社さんが来訪。
「すみません、連絡行ってなかったですか? もう決まっちゃったんですよ」
「そうなんですか? すみません。お安かったですか?」
「はい」
「それなら良かったですー。すみません、失礼します」
低姿勢で素敵な営業さんでした。引き下がり方が爽やか。
まあ、行き違いがあったにせよ、(確認したら、しっかりと連絡は入れていただいてたみたい)
とにかく、みなさん頭が下がります。