小説kinema

小説だったり、映画だったりの作業スペース。散らかってます。

黙々。

歳を取ると落ち着くって言われるけど、それはホルモンのバランスが安定するとか落ちてくるからだってのを何かのラジオで言ってた。
つまり、経験を重ねたから大人になって色々な物事に動じなくなるのではなく、
ホルモンとかが活発じゃなくなって、悪い言い方で、体調自体が歳とって「ぼんやり」してるってんじゃないかと。
そうかもなぁ……。若さとか、健康とか、そんなこと言ってる自体が辛気臭い。
ファミレスで後ろの席にいた高校生ぐらいの男子の会話が耳に入って、早口で、声に力があって、「ああ、若さだな」と。
そういや、十八ぐらいの頃、「あんたたちの会話は早くてよく分からない」とお婆さんに言われたことがある。
最近じゃ、小声でよく聞こえないとか言われる。普通に話しているつもりが、相手が聞き取れていなくてびっくりすることがあったり。
きっと、順番がゆっくりと迫っているのだなぁ。
まあ、それはそれで別に構わない。
漫画を読もうとしても、今の漫画が面倒に感じてしまう。
図書館で借りた石ノ森章太郎が丁度良かったりする。
まあ、色々な物事が「退屈だ」と感じる要因が、ホルモンバランスだったりするのかもしれないと。しかしまぁ、「もっと面白いものが見たい」などと欲深くもあったり。
映画なんかも映像技術が発展して、物語もかなり水準が高く、巧みにまとめられていたり、だけど、
なぜ、あんなに完成度も高く、面白いのに「グッ」と来ないのか?
きっと理由があるはず、と思ってたことも、
ただホルモンバランスの影響だったりして……。

となると、他人の作ったものに文句を言ってることが「鋭さ」や「向上心」ではなく、
ホルモンの影響によっての「ズレ」ってことになってきたりしてくる。
そうなると、色々恥ずかしいなぁ。
黙って、自分の「グッ」を探していよう。