小説kinema

奥田徹の小説だったり、映画だったりの作業スペース。散らかってます。

雪道。

晴れていたので散歩。
けど、おとといの雪のせいで、道は雪が路面に張り付きツルツル。
スケート場の氷みたいにすべる。
歩幅を小さく歩く。
気を抜くと転びそうになる。



いつもより倍以上時間かけて、歩いて片道二千歩の市民球場まで。
今日は三千歩くらい。




養鶏所の無人卵販売所帰りらしきおばちゃんが
「凄い路面だねー」と言ってすれ違う。
お互い、遠くから存在が見えるも、歩幅が狭いのでなかなかすれ違えずで、
なぜか恥ずかしい。

雪に吸収されて、辺りの音が静か。
たまに横切る車も、慎重に運転していてゆっくり。

たまに、点々と雪が黄色くなっているなと思ったら、
ずいぶん先に犬を散歩している人が見えた。犬のおしっこなんだ。




あまりにびくびく歩いているので、ふと立ち止まる。
一面真っ白。
綺麗だなぁって思う。



ゆっくり歩く。
たまに立ち止まる。

ゆっくり歩く。