小説kinema

小説だったり、映画だったりの作業スペース。散らかってます。

待つ。

あまり強くない雨が降っていた。 僕は慌てて、駅前に停まっていたバスに乗車した。 外はもう暗くなっていて、車内の灯りが少し強く感じた。 ある程度、座席は乗客で埋まっていたが、まだ座れる余地がある。 僕は一番後ろの席に座り、バスが発車するのを待つ…

「夢を諦める」問題と価値観の変化について。

価値観って変化するのは当然のこととして、良い方向へと動いているんじゃないのかなって思ったりしています。 例えば、映画にしても、細かいことを言えば「ビデオで撮ったものを映画とは言わない」なんて言う人がいました。映画はフィルムで撮ったもので、照…

凄い作品を見た。

この前、ぷら~と自主映画コンテストを見に行ったんですけど、 全部面白くて。凄いなって。 昔の自主映画って言ったら、8ミリフィルムとかで作っていたから、画面が真っ黒だったり、音が割れていたり、原っぱで走り回って、お爺ちゃんがセリフ棒読みだったり…

冷やしに。

この前、ムチャクチャ暑い中歩いていて、ヒーヒー。 図書館があって、ちょっと涼もうと入りました。 なんか本を手にして椅子に座ろうと思って、雑誌コーナーから 文芸誌の「群像」を持って席へ。 汗をぬぐいつつ、なんか本読んでるふりをしようと、パラパラ…

犬グルメ。

うちのライト(犬)が、走りすぎて、左前脚の爪から血が出ちゃって。 痛々しく歩くのです。 で、病院に行って、一週間分の薬をもらったのですが、 それを飲ませるとき、ご飯に混ぜてみると、錠剤だけ残してしまいます。 分かるんですね。 じゃあ、錠剤を豚こま…

短編集「くらげ」に書評をいただきました。

短編集「くらげ」の書評をいただきました。 とても、素晴らしい文章で、読んでいて引き込まれる素敵な書評です。 nkobi1121.hatenablog.com 最後に高校時代の国語の先生へ書かれているのも、 なんか、楽しいし嬉しい。 猫pさんの豊かで、繊細な人生が感じら…

映画「カメラを止めるな!」を観てきました。

話題の映画、「カメラを止めるな!」妻と観てきました。 面白かった! 情熱がグイグイと、素晴らしい! その「現象」だけは、日々伝わってきていました。 ワークショップで作られた、300万円の小規模なインディーズ映画。 限定公開のあと、2館で上映。 連日…

新刊「妹と猫」発売開始。無料キャンペーン実施。

短編小説集「妹と猫」発売になりました。 それにともなって、多くの人に読んでいただきたくて、 無料キャンペーンを本日、14日の夕方(たぶん17時ごろ)から、開始します。 五日間。19日の夕方までです。 妹と猫 作者: 奥田徹 出版社/メーカー: 奥田徹 発売日:…

文章のかけら 8

さて、宣伝ばかり続きそうな勢いなので、ちょいと、箸休めに。 ○わきこ 彼女は飛びきり美人だった。 けど、わき毛だけが常に伸びてくるのだ。 永久脱毛をしたのだけれど、やはり伸びてきた。 「美人のあなたに私の悩みなんか分かるはずないわ」 と、今日も言…

短編集そろそろ発売と、六冊無料。9/15まで。

こういう表紙が出来上がりました。素敵。 ということで、出版申請中なのでまもなくkindle電子書籍にて発売になります。 その後、また五日間の無料キャンペーンを予定していますので、 よろしくお願いいたします。 内容。 短編小説集。 妹は自殺未遂騒ぎを起…

三日間の無料キャンペーン。まもなく。

もうすぐ、短編小説集を出します。 それに伴って、いくつかの作品を9/12の夕方ごろから、 三日間の無料キャンペーンをします。 よろしくお願いいたします。 8pipupe.net 小さな僕がカナブンと消えた 作者: 奥田徹 出版社/メーカー: 奥田徹 発売日: 2014/03/0…

読者をジャンキーにしてしまうとは。

「読者をジャンキーにしてしまうのさ」 と、ある作家が、海外の作家に小説のコツみたいなことを教えてもらったと、どこかで読んで、(そのインパクトを覚えているのに、どこで読んだのか忘れてしまうのです。一応、それらしき本を読み返してみたのですが、相…

下手くそだから楽しくない。

この前、スポーツアニメ見てて、 「部活なんかで、なんでそんな一生懸命やるんすか?」 みたいな問いをしたキャラクターがいて、 「お前、下手なんじゃないの? だから楽しくないんじゃない?」 みたいな台詞をかえされていて、 おお! と、思った次第でして…

小田原映画祭・野外上映。

近くなので小田原映画祭へ電車に乗って。 野外上映会。 満席でした。 オープニングイベント。 ギターとキーボードの映画音楽の演奏。 トークショー。五十嵐匠監督と、榎木孝明さん。岡田美術館の小林優子さん。 五十嵐監督は昔一緒にお仕事したことがあるの…

毒を吐くと、マウスが死ぬ。

怒っている人の息からできた沈殿物の塊を、水に溶いてマウスに注射するとマウスはわずか数秒で死んでしまった。 というのを読んだことがあります。(※諸説あります) つまり、毒ばかりはいているとマジで周りの人間に害が及ぶということらしいです。 「うっせ…

物忘れ。

認知症サスペンスってのは出来るのではないかと、何度か考えたんですけど、 面倒になって、アイディア止まり。 忘れていたことを徐々に思い出すっていうのは、よくあるし。 忘れてしまって、また再び妻に恋をするとかだと、素敵な話。 忘れてしまって、妻以…

少年漫画病の克服に向け。

少年漫画病と勝手に名づけているんですが、 「俺が一番になる!」とか、 「逃げるな! まだまだやれるはずだ!」とか、 なんつーか、自分で自分を追い詰めて、 いつかの「達成」の瞬間のために頑張るみたいな思想を、自分から取り払いたいのです。 どうも、…

アニメ見放題。

二年ぶりにレンタルビデオの会員になって、観てないものを沢山鑑賞。 DVD一本百円って安すぎって浮かれていたんです。 で、足しげく通って、楽しんでいたんですね。 映画、ドラマときて、今度はアニメを一気見しようって、借りるんですけど、結構レンタル中…

文章のかけら 7

蒸し暑いのはしんどいですね。 どこにも行きたくなくなります。 ということで、今回も行く当てのない文章のかけらたちです。 ○元犯人と刑事の夫婦。「私を捕まえて」と、逃げる妻。 ○借金と私。と言う作文を子供が書いていた。意外と大作。 作家デビュー。 ●…

物分りの悪さが物語作りには大事?

物分かりが悪い方のが、「物語」には有効な気がしていまして。 誰か有名な人も「頭が良すぎると小説家にはなれない」と言っていた気がします。 そう言われると、「そういやぁ、あんな頭よくって、小説書きたいって言っている人が、全然書けないっていうの聞…

値下げしました。

kindleの電子書籍の値段、今まで文字数で値段決めていたのですが、下げようと思います。 どうか沢山の方に届きますように。 ◆ 不器用なアナログレコードの挑戦 (長編小説) 538円→350円。 不器用なアナログレコードの挑戦 作者: 奥田徹 出版社/メーカー: 奥田…

「ゾーンに入る」ことと準備の関係性。

やる気が出ません。 っていっても、やる気ってのは、「やり始めないと出ない」らしいのですが、 どうもやり始めるのが嫌な時があって、ゆえにやる気が出ないまま無駄な自己嫌悪という流れってあります。 それは、この前書いた「完璧主義」にまつわることや、…

もう「新しい感動」は得られないのか?

さて、ババーッと、続けて色々な「作品」を見てきた今日この頃。 やっとこ疲れが出てきた感じであります。 昔、「物語」で物凄く心を動かされた体験。 その記憶が残っているから、またそんな経験をしたいのだけれど、なかなか、そういうふうなことは起きない…

「足音にロック」を紹介していただきました。

乃楽りくさんが、 「足音にロック」をブログで紹介してくれました。 noranokura.com 読み応えがある、素晴らしい文章で本当に嬉しいです! 乃楽りくさんは、以前にも僕をブログで紹介していただいて、 noranokura.com とにかく、感謝の気持ちでいっぱいです…

文章のかけら 6

さて、「フェチ」と文章に現れる影響についてずっと考えていたら、随分と楽しい気分で一日を過ごせました。 ということで、今回もアイデアの断片、行き場のない文章たちでございます。 ○お弁当を届けに来た奥さん、大事件に巻き込まれる。 ギリギリのところ…

「変態性」の重要性。

さて、自分を信じ込ませたいということで。 何の話やらと言いますと。 変態への道。 落合陽一が著書で、「変態性」が重要と沢山書いてまして、 こんな感じで、 例えば「天才建築家」の職種は建築士に限定されますが、 「建物好きの変態」は建築士になれるだ…

人に言いたくなること。

何か新しいものを見つけた時っていうのは、人に言いたくなるってあると思います。 たとえば、 金魚絵師の深堀隆介さん。 www.youtube.com 立体に見える金魚。 だけど絵。 どうなってるの? と、思う。 興味が生まれ、頭に残って、で、実際に近くで観れるとな…

言葉では相手に7%しか伝わらない。とかいうやつ。

何とかの法則とか言って、 言葉で伝わるのは7%、あとは話し方38%、態度が55%ってのがあるらしいのですが、映画の演出に置き換えて考えた場合、よく、 「空気は画面に映る」 って確か黒澤明が言っていまして、それって、ただ「台詞を話させる」にしても、…

説教する快感の中毒について。

映画を撮ったりすると、役者さんにお願いして演技してもらうのですが、 こっちの話を一生懸命聴いてくれて、で、動いて頂けるので、何て言うか、現場以外でお会いした時にも勘違いしてしまうようなときもあります。 「これを伝えるのは相手のためだ」 って感…

漠然とした「村上春樹」。

僕はあまり小説を読みません。 村上春樹と、伊坂幸太郎ぐらいしか読みません。 他人の小説は、一冊読むごとに、とても疲れてしまうのです。 まあ、でも、僕はもう小説を書き始めてしまったのだし、だからと言って今更付け焼刃のような取り繕いで、文学を語っ…