奥田庵

小説だったり、映画だったり。犬だったり。

片手マ。

iPhone8は片手で文字が打てる。 フリック操作も慣れてきた。 キーボード、右寄せ。使いやすいメモアプリ。 やっとここまできた。 「お、今入り込んだぞ。ヨシヨシ」 と、思える瞬間を確認できる日がチョコチョコ。 ということで、小説の作業してます。 カバ…

10月18日の寒さ。

台風でバイパスが閉鎖になった。 バスが遅れて渋滞で動かず、途中で降りて駅まで歩いた。 駅の周りには、救急車と、消防車と、パトカーが停まっていた。 「人身事故の影響で、下り電車が運行停止になっております」 登り電車は、数を減らし運行しているらし…

曖昧な記憶ばかり。

ずーと昔に作った自主映画を久々に編集して遊ぼうと思って、 ハードオフで仕事の休憩時間にVHSのビデオデッキを買って、 物置にしまってあるビデオテープを探したら、 「……ない」 ということで、僕が十代のころ作ってた自主映画が丸々消えていた。 散々探し…

iPhoneに機種変しました。

iPhoneに機種変しました。 スマホをiPhoneに変えました。 前回の格安スマホの動画から画質が良くなった。 楽しい。

スマホで動画。

youtu.be 仕事でスマホの動画を編集したのだけれど、 結構きれいに撮れているんだなぁって感心。 自分の格安スマホでも動画撮れるのかしらって撮影。 買いっぱなしで、映像編集してなかったパソコンでチョコマカ。 結構、遊べるもんなんだと。 面白いなぁ。

撮らない書かない日々。

最近は、一つの小さな物語を頭の中で泳がせている。 結婚を許さない父親の物語。 許さないまま、結婚式当日を迎える。 そもそも父親は結婚式に呼ばれていない。 離婚していて、式に出席しないほうが「都合がいい」と、省かれている。 結婚を許さないことで、…

たまに書きたくなる無価値なこと。

やる気がしない。 やる気がしないことをわざわざ書き記すことが、無価値なことぐらい分かっているのだけれど、まあ、いい。 なんか書きたいから書くのである。 暇つぶしに読んだ本に勇気づけられるのであれば良いのだけれど、余計なことを考えすぎて、なんだ…

面白くしない。

そもそも面白くなくても良いのではないか? この話をどうこうすれば「面白くなる」と考えるのだけれど、 実際、「それ」をすることが「面白い」ことなのか考え始めたら、 「それ」が、そもそも面白くないのではないかと思い始める。 よくできている程度のこ…

蒸し暑さ。

七月も後半になって、唐突に暑くなった。 蒸し暑い。 蒸し暑いのは苦手。 最近、唐突に色々なことを止めた。 長いことやっていたことも止めてしまった。 小説は一日の中で十数分を二回ほど。約三十分程度だけ、 喫茶店の隅で書いている。 それが週に三回程度…

記憶。

記憶 小さな僕がカナブンと消えた 作者: 奥田徹 出版社/メーカー: 奥田徹 発売日: 2014/03/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

ルチェルナのこと 第十八章・その②【最終回】

それは夢の中で見たときよりも美しく、そして生命の伊吹のような風が感じられた。実際感。自然が作り出した圧倒的な異空間。 「お前が捜しているのはこれのことだろ?」 小人は一つの水溜りを指さした。僕は小人に近づき、その水溜りを覗き込んだ。そこに映…

ルチェルナのこと 第十八章・その①

十八 その僕は、壁にもたれ掛るように座っていた。服は着ていない。全裸だった。実際、現実世界では考えられないことが目の前で起きていることは理解していた。だが、それと同時に心の片隅で安堵し、「非現実世界」を受け入れていた。 まだ夢の先に繋がって…

ルチェルナのこと 第十七章・その②

洞窟の中は真っ暗闇だった。 小人と来たときに比べ、明るさもなければ幻想的でもなく、そこにあるのは紛れもなく現実的な洞窟だった。外よりヒンヤリとしている。足場はあまりよくない。歩くたびにガシャリと岩と砂利が擦れる音がした。 僕は闇の中に手を伸…

ルチェルナのこと 第十七章・その①

十七 鹿に誘導されている。 月明かりの中、鹿に誘導され歩いている。ゆっくりと歩く鹿について行きながら、僕はやはり自分の身になにが起きているのかを理解できずにいた。とりあえず目前のことを受け入れること。そんな漠然とした直感だけが僕を支えていた…

ルチェルナのこと 第十六章

十六 それは静寂の中、僕は瑞希の寝息に耳を澄ませ、暗闇が月明かりに染められ、青白く辺りを照らし始めた頃のことだった。 「よう、調子はどうだい?」 声がした。あの小人が小人獲りの僕に話しかけるような感じで。 僕は、ガバッと体を起こし、辺りを見回…

ルチェルナのこと 第十五章・その③

「約束だから。でも、こうやって無事に瑞希ちゃんと並んで座っていることがなんだか信じられない」 「ありがとう……本当に怖かったの。まだ今でも」 そう言うと瑞希は掌の震えを逃がすように両手をこすり合わせた。 「ねえ、いったいなにを見たの?」 「え?…

ルチェルナのこと 第十五章・その②

自分はなにをしているのか分からず混乱した。現実に誰かを救い出すことなんてあるとは思わなかった。平静を装おう。目立ってはいけない。ただ、瑞希を捜すんだ。瑞希に一応電話をしてみたが、留守電だった。携帯を取り上げられているか、電源を切らされてい…

ルチェルナのこと 第十五章・その①

十五 まず海老名だ。 それで見つけられないのなら静岡だ。最悪クリエイティブメゾンを調べれば、セミナーの合宿場所ぐらい書かれているはずだ。とにかく、なにかしらの手はあるはず、向かう。それが約束、瑞希との約束。「必ず助けに行くよ」 高速道路の入り…

ルチェルナのこと 第十四章・その②

勤務時間が近づき、明日の予定を変更しないといけないと思うと少し憂鬱になった。 いつものように朝礼があり、品出しの時間になって店長に声をかけた。 「実はこの前面接に行った会社から連絡がありまして」 「お、就職決まった?」 そう言われて、素直に「…

ルチェルナのこと 第十四章・その①

十四 青野さんと別れたあと、僕はすぐに瑞希へ電話した。 瑞希の電話は留守電で、僕は「すぐに伝えたいことがあるので、電話をください」とメッセージを入れて電話を切った。 しかし、その日、瑞希からの電話はなかった。 僕は、落ち着かない気持ちをどう処…

ルチェルナのこと 第十三章・その②

「へー、なるほど、なるほど」 青野さんは真剣な顔をして二、三度頷き、アイスコーヒーを口にした。 「僕も青野さん、職安で見かけたとき、違和感あったんです」 「私が? どんなです?」 「なんていうか、楽しそう。青野さん楽しそうですよね職安でも」 「…

ルチェルナのこと 第十三章・その①

十三 九月も中盤を過ぎ、比較的涼しい日が増えてきた。 あれからしばらく変わり映えのない日々を過ごした。小人の夢も見なかったし、採用通知もなかった。瑞希はたまにホームセンターへやって来ては野菜について話していった。 少し変化が現れたのは、職安に…

ルチェルナのこと 第十二章・その②

「野菜のことは喜んでいたわ。だけど、今度説明会行くって話したでしょ栗田君にも。あの話をしたら、なにか怪しいってね。凄く険悪になったの」 「どういうこと?」 「私はね、その説明会に誘ってくれた人と会ってるの。凄く良い人よ。親切で明るくて、とて…

ルチェルナのこと 第十二章・その①

十二 小人の夢を見たあとに、瑞希のことが気になった。 簡単に言えば「胸騒ぎ」のようなものが僕の中に留まっていた。頭の周りを飛び回る蚊のように、なんとなく気を散らし、僕を少しイラつかせた。 面接から数日たった月末に父さんから電話があった。 父さ…

ルチェルナのこと 第十一章

十一 辺りは暗闇だったが、自然と周りを見渡せた。そこは森の中で、僕は洞窟の前で待たされていた。 この前小人の案内された洞窟。僕はどうやら小人に呼び出されて、またここにいるらしい。 サワサワサワと、遠くから葉が揺れる音が近づき、頬を撫でるような…

ルチェルナのこと 第十章・その③

駅から歩き、少し足取りが重くなる。 面接を受ける会社は駅から歩いて五分ほどのマンションの一室だった。 約束の時間まで二十分以上あったので、僕はマンションの場所を確認し、そこのポストにしっかりと会社名があることを確認したあと、しばらく近所を歩…

ルチェルナのこと 第十章・その②

面接の時間が近づいたので、僕は瑞希と部屋を出て駅まで歩いた。 部屋を出る前に僕がネクタイを締めると「大人じゃん」と瑞希が言った。 「でも、なんで布を首からぶら下げるのかしらね」 そう言われればそうだなと僕も思った。 「考えると変だよね。ネクタ…

ルチェルナのこと 第十章・その①

十 大量のジャガイモをどう料理するか考えていたら、電話が鳴った。瑞希かなと思ったら知らない番号からで、出ると職安からの電話だった。条件に合いそうな職場があるのだけれど、面接に行ってみないかとの連絡だった。 とくに用事もなかったし、行くことに…

ルチェルナのこと 第九章・その②

約束の時間近くに荻窪に到着した。荻窪はずいぶんと人の行き来が多かった。 改札でポカンと人混みを眺め待っていると、サンダル姿の父さんが歩いてきた。どこで売ってるのか分からない柄のセーターに、とても安く見える土色のズボンをはいていた。田舎では特…

ルチェルナのこと 第九章・その①

九 朝の八時半に目覚めたときには、母さんはすでに食事の支度を済ませていた。朝食は味噌汁とご飯、生卵と、焼き魚。 ちなみに昨日の夜はカレーだったんだけど、その周りには唐揚げと、コロッケと、グラタンに、サラダが並んでいた。「カツもいる?」と聞か…